映画 忍びの国がめちゃ面白い件。
こんにちは、simekoです。
結構前なのですが、、、超幸運なことに、映画「忍びの国」のジャパンプレミアに当選しまして、参加してまいりましたー 😛
東京ドームシティホールでの開催だったのですが、当日はBIGBANGのイベントもあったようで、水道橋付近はだいぶ賑わってました。
まず、映画の感想
「え!?想像以上におもしろいんだけど!!」
本当ごめんなさい。中村監督と大野君のタッグは、映画「怪物くん」でも見たことがあったんですが、あの時はTVシリーズの方が好きだったなーという印象。
なので、おもしろそうとは思ってたけど、普通に面白いくらいかなって思ってました。(ご、ごめんなさい)
ところがどっこい!!!!
「え、めっちゃおもしろかったよね!?!?」
と、一緒に行った母とずっと話してました。
少なからず、大野君かっこいいなーとか伊勢谷さん素敵とか、石原さとみちゃんやっぱかわいいなというミーハー心はありますが、映画として非常に面白いと思いました。夏休み映画としては最高ですね。
あらすじ↓
天正4年(1576年)、北畠信雄は義父で元伊勢国司の北畠具教を討った。北畠が討たれたことにより伊賀の国は織田家の軍門に下ることを決め、その決定を信雄に伝える使者として下山甲斐の長男平兵衛が選ばれた。わが子が殺されても平然としている父に内心反発していた平兵衛は、信雄に伊賀攻めを進言する。信雄は伊賀攻めを決め、手がかりとして伊賀の丸山城の再建をすすめることにした。織田方から使者が来ると聞き、百地三太夫と下山甲斐はほくそ笑む。平兵衛の裏切りは2人の策だったのだ。計画通り織田方の資金で城を再建し、完成させたところで三太夫は城を焼き払った。 天正7年(1579年)、とうとう織田方が攻めてくるという。自衛のための戦なので銭は出ないということに下人たちは反発し、半数が逃散すると決めた。その状態では勝てるわけはなく、伊賀が滅びては元も子もないと考えた無門は 織田方に直談判に行くが、日置大膳との談判はうまくいかず、信雄の寝込みを襲うが失敗する。伊賀攻めが始まり、数の上でも装備の上でも劣る伊賀者は劣勢に立たされる。そのころ他の下人と一緒に伊賀を出ようとしていた無門は「なぜ逃げねばならぬのか」と不機嫌になるお国の様子を見て思い直し、ひょんなことで入手した北畠家の家宝「小茄子」を元手に「雑兵首には十文、兜首には十貫、信雄が首には五千貫を払う」と下人たちに伝え、形勢逆転をはかる。
なんか難しいこと、いっぱい書いてありますが、
人間としてはダメダメだけどスーパー強い忍者無門が、絶対勝てないだろうという軍勢に戦をしかける!というストーリー。
この映画では、忍者全体が、本当ダメダメなんです。人でなしなんです。人の生き死に無頓着、お金に汚い…などなど
そんな忍者達の中で、無門は対峙する織田軍と戦う中であったり、自分の奥さんと生きていく中で少しずつ変わっていきます。
そこがおもしろいです!!そして2時間では収まり切れないほど、敵役のバックグランドストーリーが見ごたえあります。
大野君の飄々とした感じがいい。
ジャパンプレミアで監督も話されていましたが、無門(主人公の忍者)は、大野君そのままだと思ったと話されてました。
なので、大野君も難しいけど、変に役作りしないように頑張ったと。(役作りしないほうがいっそ難しい)
無門っていう人は、映画観終わった後、「大野君にぴったり」って本当思いました。
無門って人となりが、なんだか見えづらいんですね。人でなしとか、金の亡者とか・・・ありますが、人が見えづらい。でも、ふと見せる人間性が非常に魅力的。そこが大野君とつながってるなと思いました。
共演者の方々も口をそろえて、大野君=無門っておっしゃってました。
アクションと笑いのバランスが非常に絶妙
忍者達がとにかくゆるいので、笑えるシーンが非常に多いです。結構ケラケラと笑いました。
すごい笑いばかりかと思えばアクションが結構挟まっていたり、かっこいいと笑いが交互にあって、リズムのいい映画だなと思いました。
なんというか、一瞬もぼんやりする時間がなかったです。映画観てるとふと我に返ることがあるんですけど、それが全然なかったです。
人間という存在を考えさせられる
忍者達が人でなしな分、織田軍の人たちはまともですw
戦国ならではの政略があったり、主従があったり、嫉妬や焦りがあったり。ここは非常に非常に見ごたえありました。
知念君が織田信長の息子を演じているのですが、すごく上手でした。伊勢谷さんとも息の合ったお芝居で。
伊勢谷さんは、何をどうやってもカッコいい役なんですよ。ダメダメだけど、人間らしい役のマキタスポーツさんと、信長が親というプレッシャーに押しつぶされそうになりながら必死に虚勢を張る知念君。
この3人は非常に良かった。知念君って演技上手だったんだね。
あとは、石原さとみちゃんの役はこの映画の良心なので。良心だけど。。。良心だけでは、この戦国の時代はやはり生きていけない。
そこの葛藤がせつないです。
鈴木亮平はやっぱりすごい
アクションと肉体がすごいですww
強いし、カッコいい。憎めない敵役なのでそれもせつない。
本当、戦国時代って大変だ。
個人的見どころ
織田信雄が挙兵するところ
無門(大野君)とお国(石原さとみ)のコミカルなやり取り
伊勢谷君と無門の戦い
川(大野君と鈴木亮平君の戦い)からクライマックスの流れ
もう一回観たいなーって思う映画でした。
アクションがかっこいいので、大きいスクリーンで見たほうが絶対楽しいですw
ジャニーズのファンじゃない人も非常に面白いと思える映画だと思うので、おすすめですよー★
ジャパンプレミアの感想
ジャパンプレミアというか、トークショーでしたw
キャストの仲がとってもいいんですね。終始、みなさんお話が止まらなくて、本当楽しかったです。
ニュースで内容は、ほとんど出ていたので、出ていなかった内容と私が感じた感想をw
石原さとみちゃんと伊勢谷さんのシーンがカットされていた・・・><
とのことです。ちょっとしたアクションもあったそうです。これは、見たい・・・ディスク化された時に特典で入ってるといいですね。
マキタスポーツさんは意外とNGが!!
すごいシリアスなシーンで、間違えたりしてしまったそうでwwwこれは詳細は書かないでおきますね。観るとき、ちょっと意識しちゃっておもしろくなっちゃうので。
キャストの皆さんもくすくす笑ってました。
クライマックスの川のシーンで、一番大変だったのは織田軍!?
大野君と鈴木亮平さんの決闘シーンですね。大野さんと鈴木さんも大変だったそうですが、伊勢谷さんと知念君、マキタスポーツさんは、ずっと同じ姿勢で二人の撮影を見続けるというそれはそれで大変とおっしゃってました。映画観て、確かに大変そうだな。。。と感じました。非常に集中力が必要とされるシーンですね。いやー、このお三方本当かわいいです。
皆さん、本当素敵でした。そして、キャストの方々もよい作品になったなーとおっしゃってました。監督は、普通の試写では映画中は普通観てる間にいろんな席に移動したりしてチェックするのが普通だそうです。ただ、今回は気づいたらそのまま見てしまったと・・・。非常に監督も納得された作品なのがわかりますよね。
つたない感想で、恐縮ですが、せっかくジャパンプレミアに当選して招待いただいたので、この映画の素晴らしさをしたためてみました。
おすすめです!w